利率のいい保険・・・ 孫の保険掛けたい

こんにちは、ケミカル1234です。

最近に話ですが、日本は出回っている現金預金の7割は高齢者60歳以上が持っているそうです。

改めてすごい数字だなーって思いますし、理由としてはいい時代にいて(右肩上がりの経済成長期)に仕事をして収入を得ていた   もしくは  あまりお金を使わない・・  たぶん両方だと思いますが、とにもかくにも眠ったお金がたくさんあることは確かです。

 

そして、最近すごく多いのはその死に金、何もしないでとりあえず預けている預金があるので、孫が出来たので保険掛けたいという相談が多いです。

理由は想像どおりです。

孫というといわゆる祖父、祖母になるのでその年代の人が学資保険などの商品を利用していたころは昭和50年代から平成5年くらい、そのころの金利というのは、年利で7%。8%の時もありました。

簡単に言えと預けた金の倍以上になる、50万預けて110万もらえるというのが当たり前でした。

しかし、そのころあまりお金がなかったといいます、もっとやっとけばよかったと・・

今、その世代が財力を持った状態で、昔ほど金利はなくてもお得だろうからと保険掛けるという相談というかやりたいというか。

しかし、現在はマイナス金利で、見積もりを見たとたん       

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

という結果です。

 

 

現在、保険業界は貯蓄性商品はほぼ元本割れします。(大手の商品では、外資系などは解らず) 100万に対して110万ーーーナニコレーーーー

保障なんかいらないよーーなんて   

この30年でこんなに違うなんてびっくりしています。

 

一部の会社では元本が割らないものもあるそうですが、商品の構造に違いがあります。

一括前納と前期前納の違いというものがありまして、一括前納というのは、商品の加入時には一括前納という払い込み方法しかありません、そして満期の時も100万、死亡時にもどの期間でも100万です。会社としてはお客様に払う金額が確定できるため(正確には死差益がない)その分運用益が出るため元本以上の払い戻しが可能になります。

次に前期前納商品に関しては、払い込み方法は前期前納と月払い、年払い、中途払いなど自由です、そして満期は100万、しかし死亡時には100万ですが前納している場合その未経過部分の払い戻しがあり死差益が発生します(商品によっては死亡時に5倍10倍払いなどのレバレッジがかかりその分掛け捨ても多い)会社としてはリスクになります、その分を掛け捨て部分として計上します。

このように単純に損か得かは商品の構造によりますので注意しなければなりません。

 

これは、国の政策も絡んでいます、現代は資金を国債で運用して利益を出すこともできないので、貯蓄から投資へと呼び掛けています。

昭和の時代はぜいたくは敵だなんて、貯蓄を推奨していたのに今は貯蓄するな、使えときたもんだって世の中は変わるんだねーーと思います。

保険業界は保障性商品と手数料収益がおもな収入源です。商品はリスクのあるものなので、気軽に利用するものではなくなりつつあります。

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これも、思うところなのですがどんどんお金の価値は低下するのもあると思います、

たしかにお金は大事だが、人間が一番重要なのは人間関係や生活スタイル、そして人生をいかに楽しむかが重要と思われます。

お金より人、よりハードウェアよりソフトウェアといったところでしょうか。

最近自分でも思うのですが、年収が2000万あってもストレスにまみれて、毎日が不安で寝る時間も自分の時間も少ない人生なんて、貧乏人以下だと思います。言い過ぎですか?

なにより自分がどうしたいかを素直に考えて人生とお金を考えてみたら、、と思うところです。                          ではまた次回!!!